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トライアルホールディングスのニュース

トライアルホールディングスのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/09/04 05:20

農業総研 <3541>  353円 (+80円、+29.3%) ストップ高

 農業総合研究所 <3541> [東証G]がストップ高。3日午後1時、NTT <9432> [東証P]グループのNTTアグリテクノロジーとの間で、資本・業務提携契約を締結したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。NTTアグリテクノロジーは農業総研の株主である農林漁業成長産業化支援機構から48万5900株(2月29日時点の発行済み株式総数の2.20%)を取得する。農産物の高付加価値化やフードロス削減に向け、規格外野菜などを活用した食品加工品の開発・流通・販売で提携する。また、農産物の流通量や販売価格の適正化を目指し、ビッグデータなどを活用したAI需要予測システムも共同で開発していく。

ミガロHD <5535>  1,950円 (+277円、+16.6%)

 東証プライムの上昇率トップ。ミガロホールディングス <5535> [東証P]が3日ぶり急反騰。3日午前11時ごろ、子会社DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」と長谷工コーポレーション <1808> [東証P]のマンションの暮らし情報活用プラットフォーム「LIM Cloud」との連携システムが、長谷工グループの長谷工不動産のコンセプト型賃貸マンション「WORVE 那覇泉崎」に採用され、「オール顔認証マンション」の実証実験を開始したと発表しており、好材料視された。なお、同件は長谷工不動産の分譲マンション・賃貸マンションにおける初の「オール顔認証マンション」で、「LIM Cloud×FreeiD」連携システムの導入も初めての取り組みとしている。

レナ <4889>  408円 (+43円、+11.8%)

 レナサイエンス <4889> [東証G]が3日続急騰。2日の取引終了後、開発中の悪性黒色腫治療薬RS5614が、8月28日付で厚生労働省より希少疾患用医薬品の指定を受けたと発表しており、これを好感した買いが流入した。希少疾患用医薬品指定を受けたことにより、RS5614の薬価算定における市場性加算が加わるほか、承認後の再審査期間が延長されて同治療薬事業の独占期間が長くなる。また、医薬基盤・健康・栄養研究所を通じての助成金交付などの優遇措置が受けられるといったメリットがある。なお、RS5614は24年度中に承認申請のための第3相試験を開始する予定。また、同件による25年3月期業績予想の変更はないとしている。

カルナバイオ <4572>  460円 (+44円、+10.6%)

 カルナバイオサイエンス <4572> [東証G]が続急騰。同社は2日の取引終了後、血液がんを対象疾患として開発を進める次世代型BTK阻害剤AS-1763について、フェーズ1b試験での用量拡大パートの開始が決まったと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同試験を構成する用量漸増パートの現時点までの途中経過において、高い安全性と忍容性、治療効果の期待できる十分な血中薬物濃度と高い全奏効率を確認できたため、治験責任医師の合意のもと、用量拡大パートへ移行することとなった。速やかに患者エントリーを行い、安全性や有効性などを評価したうえで、フェーズ2試験の推奨用量を決定する計画という。

ワンキャリア <4377>  4,525円 (+400円、+9.7%)

 ワンキャリア <4377> [東証G]が5日ぶり急反発。3日午前中に、熊本県の「令和6年度(2024年度)熊本県戦略的UIJターン就職加速化業務」において、事業者として採択されたと発表しており、好材料視された。熊本県では、UIJターン就職希望者や人材を求める県内企業の窓口として17年1月に「熊本県UIJターン就職支援センター」を設置し、今年度からは移住相談窓口と統合して「くまもと移住定住・UIJターン就職支援センター」(くまモンふるさとセンター)に変更している。同業務では同センターと連携して、関東、関西、九州北部(熊本県を除く)地域の求職者をメインターゲットに、就職支援セミナーや就職関連イベントを開催することで、UIJターン就職を強力に後押しし、県内の人手不足の緩和に寄与することを目指すとしている。

大阪チタ <5726>  2,752円 (+240円、+9.6%)

 東証プライムの上昇率2位。大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証P]が急反発。金属チタンの世界最大手で航空機向けなどを中心にグローバル展開している。2日取引終了後、スポンジチタンの生産能力を現行の年4万トンから5万トンに増強することを発表した。航空機需要が回復から成長軌道に転じていることなどを背景に、同社の尼崎工場の生産能力を増強する方針。投資額は約330億円で、27年度末までに引き上げる見通し。これが材料視される形で上値を見込んだ投資マネーを誘引した。

GMO-GS <3788>  3,010円 (+226円、+8.1%)

 東証プライムの上昇率3位。GMOグローバルサイン・ホールディングス <3788> [東証P]が急反発。同社は3日、自社の電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」が群馬県大泉町に導入されたと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型の電子契約サービスで、印紙税や郵送費の削減、契約締結にかかる手間の軽減、時間の大幅な短縮により、業務の効率化を実現することができるという。なお、群馬県内での導入件数は5件目となる。

セラク <6199>  1,477円 (+107円、+7.8%)

 セラク <6199> [東証S]が急反発。3日午前10時ごろ、法人向けChatGPTサービス「NewtonX」が、米オープンAI社の最新モデル「GPT-4o」と「GPT-4o mini」の対応を開始したと発表しており、好材料視された。これにより、処理速度が高速化され、より多くの情報を短時間で処理することが可能となったほか、日本語を含む多言語において精度が向上しており、より早くより高精度な回答生成が可能になったとしている。

ココペリ <4167>  494円 (+30円、+6.5%)

 ココペリ <4167> [東証G]が3日続急伸。2日の取引終了後、子会社キー・ポイントが、ココペリの持つ金融機関のネットワークを活用し、地域金融機関のDXをサポートするサービスの展開を開始したと発表しており、好材料視された。キー・ポイントは、業務効率化を支援するセキュアなファイル共有とメール管理のサービスを主に提供しており、これらのサービスを通して、セキュリティ要件の厳しい金融業界において情報漏洩と重要情報の見落としを防止し、リソース配分の最適化をサポートすることで生産性向上と業務効率化に寄与するという。なお、サービス開始は10月以降を予定している。

倉元 <5216>  397円 (+23円、+6.2%)

 倉元製作所 <5216> [東証S]が急反発。2日取引終了後、新たな事業として業務用支援ロボット事業を開始すると発表。これが買い材料視された。業務用支援ロボットの開発、販売などを手掛けるアイウイズロボティクス(東京都品川区)を11月1日付(予定)で完全子会社化して新事業を展開していく。アイウイズロボティクスの23年12月期通期の売上高は約3億2600万円、純利益は約1600万円。

WA <7683>  1,398円 (+80円、+6.1%)

 ダブルエー <7683> [東証G]が急反発。2日の取引終了後、8月度単体の月次概況を公表した。速報ベースの売上高は前年同月比で約31%増の13億3600万円と4ヵ月連続の増収となった。高い増収率を示したこともあって、好感されたようだ。8月の店舗販売は台風による影響を受けながらも、秋物の立ち上がりで販売を始めたパンプスとスニーカーが好調に推移した。店舗販売は約15%増の6億7200万円となった。

オーケストラ <6533>  986円 (+56円、+6.0%)

 Orchestra Holdings <6533> [東証P]が3日続急伸。2日の取引終了後、子会社のヴェスがテスト設計の最適化を目的に生成AIの活用を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。ヴェスはソフトウエアの第三者検証サービスを展開。エンジニアと生成AIの協働によりテスト設計において人の作業で生じる「バラつき」の問題の解消を図るとともに、テスト設計の最適化を通じ、高品質なサービスの提供につなげる。

IBJ <6071>  670円 (+37円、+5.9%)

 IBJ <6071> [東証P]が3日続急伸。2日の取引終了後に発表した8月度の結婚相談所事業の新規入会者数が前年同月比26.7%増の5653人と好調だったことが好感された。会社側によると、特にオーネットが本格稼働を開始した6月以降の新規入会者数が3ヵ月連続好調で、従来のIBJ加盟店・直営店のオーガニックな成長に加え、オーネットの寄与もあり昨年比で毎月1000人程度のベースアップを実現しているという。また、月間お見合い件数も同18.8%増の6万9270件となり、過去最高を更新しており、前年より1ヵ月早いペースで年初からの累計50万件を突破した。

トライアル <141A>  3,570円 (+195円、+5.8%)

 トライアルホールディングス <141A> [東証G]が急伸。プライム市場の主力銘柄の戻りもさることながら、グロース市場に上場する中小型株を買い直す動きがひと際目立った。旧東証マザーズ指数である東証グロース市場250指数は一時前日比2%高の681.13をつけるなど大幅上昇、8月27日ザラ場につけた戻り高値680.91を上回った。グロース市場に上場するバイオベンチャーの株価が総じて強いほか、これまで売り込まれていたAI・IoT周辺株に投資資金の流入が目立った。また、グロース市場で時価総額上位の主力銘柄ではトライアル <141A>GENDA <9166> [東証G]、インテグラル <5842> [東証G]といった銘柄が物色人気を集めた。8月初旬の暴落で、これまでプライム市場の大型株を担保にグロース市場銘柄を信用買いしていた投資家も、追い証回避目的の投げ売りを強いられるケースが目立ち、結果としてグロース市場の需給関係が急改善した。これを受けて戻り売り圧力が緩和された銘柄群を中心に短期資金が攻勢をかけたようだ。

※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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