ショーボンドが反発、２１年６月期業績及び配当予想を上方修正

　ショーボンドホールディングス<1414.T>が反発している。１０日の取引終了後、２１年６月期の連結業績予想について、売上高を７１７億円から７７５億円（前期比１４．７％増）へ、営業利益を１３４億円から１４６億円（同１２．９％増）へ、純利益を９３億円から１０２億円（同１３．３％増）へ上方修正したことが好感されている。

　過去最高の売上高を計上した上期と同様、下期も豊富な手持ち工事が順調に進捗することが見込まれることが要因という。また、４６円５０銭を予定していた期末配当を５５円に引き上げると発表しており、年間配当は９５円（従来予想８６円５０銭）と、前期実績に対しては１５円５０銭の増配になる予定だ。

　なお、第２四半期累計（２０年７～１２月）決算は、売上高４００億２００万円（前年同期比２９．６％増）、営業利益７６億７５００万円（同３０．１％増）、純利益５４億７３００万円（同３５．６％増）だった。

出所：MINKABU PRESS