決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … Ｍスター、太洋工業、伊勢化 (4月24日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月23日から24日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　太洋工業 <6663>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は3500万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.2　アクシーズ <1381>
　20年6月期第3四半期累計(19年7月-20年3月)の連結経常利益は前年同期比1.0％減の19.5億円となり、通期計画の22億円に対する進捗率は89.0％に達し、5年平均の75.2％も上回った。

▲No.3　伊勢化 <4107>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比7.5％減の3.8億円に減り、通期計画の18.5億円に対する進捗率は20.5％となり、5年平均の22.5％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6663> 太洋工業 　　　ＪＱ　　 -2.79 　　4/24　　　1Q　　　　赤拡
<1381> アクシーズ 　　ＪＱ　　 -1.79 　　4/24　　　3Q　　　 -1.01
<4107> 伊勢化 　　　　東２　　 -1.72 　　4/24　　　1Q　　　 -7.54
<4765> Ｍスター 　　　ＪＱ　　 -1.71 　　4/24　本決算　　　　　－
<7422> 東邦レマック 　ＪＱ　　 -0.44 　　4/24　　　1Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース