ホウスイ、今期経常を38％上方修正

　ホウスイ <1352> が1月29日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比51.5％増の11億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8億円→11億円(前期は7.5億円)に37.5％上方修正し、増益率が5.7％増→45.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.9億円→4.9億円(前年同期は3.3億円)に2.5倍増額し、一転して50.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比65.5％増の5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.4％→2.1％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　冷蔵倉庫事業において、量販店向けの市販用商材を扱う物流センターが好調であったこと、水産食品事業の水産食材卸売部門において、主力のカニの利益率が改善したこと、リテールサポート部門において、主要取引先との取引が増加したことや、食品製造販売部門において、生産工場の規模拡大や原料価格が下落したことに伴い利益率が改善したことにより、売上高・利益が予想を上回ったことなどから当初の業績予想を修正いたします。【業績予想に関する留意事項】 上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。