東京株式（寄り付き）＝続伸、利益確定売り吸収し高く始まる

　１８日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比３８円高の２万１３７４円と続伸。

　前日の米国株市場ではＮＹダウが３日続伸し過去最高値を更新したものの、ナスダック指数は小反落、外国為替市場では１ドル＝１１２円台前半の推移となっており、買いの手掛かり材料には欠ける。日経平均は前日まで１１連騰、きょう高ければ２０１５年５月１５日から６月１日にかけて記録した１２連騰の記録に並ぶところだが、達成は微妙な状況だ。ＲＳＩや騰落レシオなど各種テクニカル指標から過熱感が強く、利益確定売りを誘発しやすいが、今月下旬から本格化する３月決算企業の中間期決算発表を前に好業績期待から押し目には買いが入り、頑強な展開が予想される。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１６業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、石油、ゴム製品、保険、証券など。値下がりで目立つのは鉄鋼、非鉄、海運など。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）