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東京株式(前引け)=反発、ドイツ銀不安後退で米株高に追随
3日前引けの日経平均株価は前週末比183円53銭高の1万6633円37銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億9489万株、売買代金概算は8192億7000万円。値上がり銘柄数は1561、値下がり銘柄数は321、変わらずは96銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株高や足もとのドル高・円安の動きを好感してリスクを取る動きが優勢だった。主力輸出株に買いが先行したほかドイツ銀行への経営不安に対する懸念がやや後退したことで、金融株も足もとショートカバーに切り返す銘柄が多くなっている。ただ、企業業績に対する警戒ムードは拭い切れず、全般は買い手掛かりに乏しいこともあって、買い一巡後は上値も重い。前場の売買代金は8200億円弱と引き続き低調だ。
個別では、減損計上で利益大幅下方修正のセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が買い優勢となったほか、花王<4452.T>、トクヤマ<4043.T>なども物色人気をみせている。業績上方修正のホクシン<7897.T>が値上がり率トップに買われ、アダストリア<2685.T>も大幅高。さくらインターネット<3778.T>が上昇、スタートトゥデイ<3092.T>、サンケン電気<6707.T>なども値を飛ばした。半面、川崎重工業<7012.T>は業績減額を嫌気されて急落、ジャパンディスプレイ<6740.T>、ピーシーデポコーポレーション<7618.T>なども軟調。対抗するファンドの買収価格引き上げで注目された、さが美<8201.T>も高寄り後に売り物に押される展開となった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株高や足もとのドル高・円安の動きを好感してリスクを取る動きが優勢だった。主力輸出株に買いが先行したほかドイツ銀行への経営不安に対する懸念がやや後退したことで、金融株も足もとショートカバーに切り返す銘柄が多くなっている。ただ、企業業績に対する警戒ムードは拭い切れず、全般は買い手掛かりに乏しいこともあって、買い一巡後は上値も重い。前場の売買代金は8200億円弱と引き続き低調だ。
個別では、減損計上で利益大幅下方修正のセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が買い優勢となったほか、花王<4452.T>、トクヤマ<4043.T>なども物色人気をみせている。業績上方修正のホクシン<7897.T>が値上がり率トップに買われ、アダストリア<2685.T>も大幅高。さくらインターネット<3778.T>が上昇、スタートトゥデイ<3092.T>、サンケン電気<6707.T>なども値を飛ばした。半面、川崎重工業<7012.T>は業績減額を嫌気されて急落、ジャパンディスプレイ<6740.T>、ピーシーデポコーポレーション<7618.T>なども軟調。対抗するファンドの買収価格引き上げで注目された、さが美<8201.T>も高寄り後に売り物に押される展開となった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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