東証1部昇格に伴うパッシブ買い
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*12月16日追記
昨日は地合い悪化の影響で値を落としましたが、30日のTOPIX組み入れにともなうパッシブ運用の買いを見越し、先回りした買いが入りやすい時期です。
時価総額が1800億円とジャスダック市場で5番目に規模が大きい銘柄でしたので、1部昇格にともなう特需が期待できそうです。
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■注目銘柄
┗いちごグループHD(2337)
不動産流動化の大手。J-REIT「いちご不動産投資法人(8975)」の運営や、私募ファンドの組成と太陽光発電の売電事業が主力です。
旧アセット・マネジャーズHDが前身で、2008年にいちごトラストが資本参加。社名のいちごは一期一会に由来します。
景気回復によるオフィス需要の高まりを受け、11月末時点の東京都心5区のオフィス空室率は4.19%と7カ月連続で低下。空きスペースの減少でオフィス賃料が上昇基調で、こちらは23カ月連続で上昇しています。
いちごグループHDの業績は、市況に左右されやすい不動産売買収入だけでなく、安定収益のストック収益が伸びており、16年2月期の
16年2月期については、最終利益が前年比62%増の110億円とリーマンショック前の水準を上回り、最高益を更新する見通しです。
同社は16年2月期末までに東証1部上場、「JPX日経400インデックス」への採用を目標に掲げていましたが、東証1部指定替えに関しては、11月17日に達成済み。
1部昇格にともない今月29日に東証株価指数組み入れに伴うパッシブ運用の買いが期待できそうです。
米FOMCばかり注目されますが、今週17日、18日には日銀の金融政策決定会合が予定されており、追加緩和期待を集める可能性もあります。
小野山 功
*12月16日追記
昨日は地合い悪化の影響で値を落としましたが、30日のTOPIX組み入れにともなうパッシブ運用の買いを見越し、先回りした買いが入りやすい時期です。
時価総額が1800億円とジャスダック市場で5番目に規模が大きい銘柄でしたので、1部昇格にともなう特需が期待できそうです。
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■注目銘柄
┗いちごグループHD(2337)
不動産流動化の大手。J-REIT「いちご不動産投資法人(8975)」の運営や、私募ファンドの組成と太陽光発電の売電事業が主力です。
旧アセット・マネジャーズHDが前身で、2008年にいちごトラストが資本参加。社名のいちごは一期一会に由来します。
景気回復によるオフィス需要の高まりを受け、11月末時点の東京都心5区のオフィス空室率は4.19%と7カ月連続で低下。空きスペースの減少でオフィス賃料が上昇基調で、こちらは23カ月連続で上昇しています。
いちごグループHDの業績は、市況に左右されやすい不動産売買収入だけでなく、安定収益のストック収益が伸びており、16年2月期の
16年2月期については、最終利益が前年比62%増の110億円とリーマンショック前の水準を上回り、最高益を更新する見通しです。
同社は16年2月期末までに東証1部上場、「JPX日経400インデックス」への採用を目標に掲げていましたが、東証1部指定替えに関しては、11月17日に達成済み。
1部昇格にともない今月29日に東証株価指数組み入れに伴うパッシブ運用の買いが期待できそうです。
米FOMCばかり注目されますが、今週17日、18日には日銀の金融政策決定会合が予定されており、追加緩和期待を集める可能性もあります。
小野山 功