<動意株・3日>(大引け)=SEH&I、クリムゾン、アキュセラなど
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>=一時ストップ高。同社はきょう、出資先の電池関連技術ベンチャーの米Zeptor社とローレンス・バークレー国立研究所の共同プロジェクト「2次電池向け高能力アノード」が、米工業技術専門誌R&D誌が表彰するR&D100賞で優秀賞(環境技術部門)を受賞したと発表。これが刺激材料となっているようだ。このプロジェクトは、リチウムイオン電池の性能を飛躍的に向上させる技術。この技術の応用により、安全で軽量小型な2次電池の実現などさまざまな製品への展開が期待されている。
カジュアル衣料卸売りのクリムゾン<2776.T>==大幅高。同社は2日引け後、16年1月期の第3四半期(8~10月)に営業外収益(為替差益)を計上すると発表した。第3四半期に為替相場の変動により、外貨建債務について約1000万円の為替差益を営業外収益に計上する。ただ、第2四半期累計期間(2~7月)に約1900万円の為替差損が計上されていることから両建相殺し、第3四半期累計期間(2~10月)に為替差損を営業外費用として約900万円を計上するとしている。通期の業績予想は据え置かれた。
アキュセラ<4589.T>=後場一段高。米国シアトルに本社を置くバイオベンチャー企業で、失明や視力低下をまねく目の病気である加齢黄斑変性に対する経口治療薬「エミクススタト」の開発を進めている。エミクススタトの開発を巡り進展が期待されているほか、この日は一部大手ネット証券が同社のオンライン説明会を予定していることも、市場の関心を集めているようだ。
東京製綱<5981.T>=急伸。ここ低位株人気に乗り、商い急増傾向のなかで上値を買い進む動きが鮮明だ。エレベーターロープが収益に寄与するほか、タイヤの製造に使う繊維糸であるタイヤコードも堅調。また、インドネシア向けなど中心に、スチールよりも軽量・高強度なCFCC(炭素繊維複合材ケーブル)の販売が拡大、16年3月期は営業利益段階で前期比6.4%増益を見込む。新中期経営計画ではCFCCの世界展開を加速させる方針にあり、20年3月期には同商品の売り上げ規模を34億円前後まで拡大させる見通し。PER12倍前後は依然割安感がある。また、有利子負債を減少させる一方、自己資本比率は拡大傾向にあり財務面の改善も評価される。
ハウス食品グループ本社<2810.T>=後場上昇加速。同社は2日の取引終了後、今16年3月期の通期業績予想の修正を発表。連結売上高で従来予想の2360億円から2467億円(前期比6.6%増)へ、営業利益を105億円から97億円(同11.7%増)へ、純利益を80億円から224億円(同3.2倍)へ上方修正した。壱番屋<7630.T>の連結子会社化に伴い、壱番屋の業績見込みや株式の追加取得に伴って発生するのれんや段階取得に係る差益などを反映させている。
ベステラ<1433.T>=一時ストップ高。きょう東証マザーズ市場に新規上場したインベスターズクラウド<1435.T>が、公開価格と同じ1870円カイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開と好発信していることが、同じ建設セクターで9月に上場した同社の刺激材料となっているもよう。株価は10月21日につけた上場来高値1万1900円から調整を続け、前日まで4割強も下落していたことも、値頃感からの買いを誘っているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
カジュアル衣料卸売りのクリムゾン<2776.T>==大幅高。同社は2日引け後、16年1月期の第3四半期(8~10月)に営業外収益(為替差益)を計上すると発表した。第3四半期に為替相場の変動により、外貨建債務について約1000万円の為替差益を営業外収益に計上する。ただ、第2四半期累計期間(2~7月)に約1900万円の為替差損が計上されていることから両建相殺し、第3四半期累計期間(2~10月)に為替差損を営業外費用として約900万円を計上するとしている。通期の業績予想は据え置かれた。
アキュセラ<4589.T>=後場一段高。米国シアトルに本社を置くバイオベンチャー企業で、失明や視力低下をまねく目の病気である加齢黄斑変性に対する経口治療薬「エミクススタト」の開発を進めている。エミクススタトの開発を巡り進展が期待されているほか、この日は一部大手ネット証券が同社のオンライン説明会を予定していることも、市場の関心を集めているようだ。
東京製綱<5981.T>=急伸。ここ低位株人気に乗り、商い急増傾向のなかで上値を買い進む動きが鮮明だ。エレベーターロープが収益に寄与するほか、タイヤの製造に使う繊維糸であるタイヤコードも堅調。また、インドネシア向けなど中心に、スチールよりも軽量・高強度なCFCC(炭素繊維複合材ケーブル)の販売が拡大、16年3月期は営業利益段階で前期比6.4%増益を見込む。新中期経営計画ではCFCCの世界展開を加速させる方針にあり、20年3月期には同商品の売り上げ規模を34億円前後まで拡大させる見通し。PER12倍前後は依然割安感がある。また、有利子負債を減少させる一方、自己資本比率は拡大傾向にあり財務面の改善も評価される。
ハウス食品グループ本社<2810.T>=後場上昇加速。同社は2日の取引終了後、今16年3月期の通期業績予想の修正を発表。連結売上高で従来予想の2360億円から2467億円(前期比6.6%増)へ、営業利益を105億円から97億円(同11.7%増)へ、純利益を80億円から224億円(同3.2倍)へ上方修正した。壱番屋<7630.T>の連結子会社化に伴い、壱番屋の業績見込みや株式の追加取得に伴って発生するのれんや段階取得に係る差益などを反映させている。
ベステラ<1433.T>=一時ストップ高。きょう東証マザーズ市場に新規上場したインベスターズクラウド<1435.T>が、公開価格と同じ1870円カイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開と好発信していることが、同じ建設セクターで9月に上場した同社の刺激材料となっているもよう。株価は10月21日につけた上場来高値1万1900円から調整を続け、前日まで4割強も下落していたことも、値頃感からの買いを誘っているようだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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