大日塗料が急動意で5カ月ぶり新高値、好業績・低PERで低位株物色人気の流れに乗る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/11/18 12:54
 大日本塗料<4611.T>が急動意、前日比5.7%高の204円まで上値を伸ばし、6月4日の高値200円を上抜き約5カ月ぶりに年初来高値を更新した。日経平均が2万円大台をうかがう強調相場にあって、低位株への物色人気が波及している。同社は建材や重防食など総合塗料メーカーで、構造物分野の出荷が会社側想定以上に好調ななか、利益率の高い高付加価値製品が収益を牽引、ナフサ価格下落に伴う採算改善も手伝い、16年3月期は営業利益段階で54億5000万円と期初予想を5億円強上方修正している。PERも9倍近辺と割安感が強い。11月に入り190円近辺で強弱拮抗していたが、きょうは寄り後に大口の買いが流入し株高に火をつけたかたちだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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