CANBASが続急伸、抗がん剤候補化合物が欧州特許庁から特許査定を取得

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/29 09:43
 キャンバス<4575.T>が続急伸し、一時、前日比113円(14.0%)高の921円まで買われている。前日は、米マサチューセッツ州で開催される学会で新知見発表することを明らかにしたことを受けて大幅高となったが、この日は、28日の取引終了後、同社が創出した抗がん剤候補化合物「CBS9106」に関して、欧州特許庁から特許査定を取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
 今回、特許査定を取得したのは、同社独自の細胞表現型スクリーニングを用いて創出した抗がん剤候補化合物「CBS9106」を含む類縁低分子化合物群に対する物質および用途特許。既に米国および日本では特許が成立しており、今回の欧州特許庁による特許査定で、抗がん剤の主要市場である日米欧3極での特許が成立したことになる。なお、会社側では今回の欧州での特許査定取得による短期的な業績への影響はないが、中期的に企業価値向上に寄与するとしている。

CANBASの株価は9時38分現在892円(△84円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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