ニチイ学館の９月中間期業績は計画下回り営業赤字に転落、介護報酬引き下げ響く

　ニチイ学館<9792.T>がこの日の取引終了後、集計中の第２四半期（４～９月）連結業績について、売上高を従来予想の１３７７億円から１３６５億円（前年同期比０．４％増）へ、営業損益を２６億９０００万円の黒字から５億円の赤字（前年同期２７億１９００万円の黒字）へ、最終損益を３億２０００万円の黒字から２３億円の赤字（同５億９３００万円の黒字）へ下方修正した
　４月に介護報酬改定（全体改定率マイナス２．２７％）が実施され、各サービスの基本報酬が大幅な引き下げとなったことに加えて、介護人材の獲得計画に遅れが生じ、在宅介護サービスの利用者数が想定を下回って推移したことなどが要因としている。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）