JSRが16年3月期最終利益300億円に下方修正、5%の自社株消却も発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/26 16:40
 JSR<4185.T>は26日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を4200億円から4000億円(前期比1.0%減)へ、最終利益を310億円から300億円(同0.3%増)へ修正した。営業利益は410億円(同7.7%増)で据え置いた。合成樹脂部門は販売数量増加と原料価格下落による採算改善が寄与して大きく伸びているものの、国内タイヤ生産の低調により主力の合成ゴムの販売数量が減少、市況低迷もあって収益の足を引っ張っている。
 あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は売上高1951億3300万円(前年同期比2.4%減)、営業利益191億1900万円(同6.6%増)、最終利益125億1400万円(同3.8%減)だった。
 なお、同社は同日、発行済み株式数の5%に相当する1189万8660株を11月2日付で消却することを発表した。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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