マツヤが下落、筆頭株主のアルピコHDが1株230円でTOBを発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/09 09:29
 マツヤ<7452.T>が下落。この日の寄り前に、同社発行済み株式数の24.0%を所有(2月28日現在)する筆頭株主のアルピコホールディングス(長野県松本市)が、同社の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表。これにより同社株は8時40分から売買停止となっていたが、9時1分に売買が再開し、前日終値243円に対してTOB価格が1株230円であることから、売りが先行する展開となっている。
 なお、TOB発表を受けて、東京証券取引所では同社株を監理銘柄(確認中)に指定。TOB成立後は上場廃止となる予定である。
 同時に同社は、16年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の298億円から302億円(前期比4.2%減)へ上方修正した一方、営業利益を同5億8600万円から2億2000万円(同11.6%減)へ、純利益を同3億2200万円から9000万円(前期6億100万円の赤字)へ下方修正した。競合他社との競争や仕入価格の上昇などで、粗利改善が進まなかったことが要因としている。

マツヤの株価は9時22分現在230円(▼13円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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