三協立山が後場下げ幅を拡大、第1四半期大幅営業減益・最終赤字転落を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/05 13:19
 三協立山<5932.T>が後場下げ幅を拡大している。午後1時ごろ発表した第1四半期(6~8月)連結決算が、売上高792億8800万円(前年同期比18.2%増)、営業利益は1億5300万円(同94.9%減)、最終損益7600万円の赤字(前年同期24億7600万円の黒字)と大幅営業減益・最終赤字に落ち込んだことが嫌気されている。マテリアル部門で輸送・一般機械分野での需要の取り込みに成功したことや、昨年9月に子会社化した三協サーモテックの寄与などで2ケタ増収を確保したものの、新商品にかかる販売促進費などの増加や、アルミ地金価格の高止まり、さらに競争激化などが響き、大幅減益・最終赤字を余儀なくされた。
 なお、16年5月期通期業績予想は、売上高3550億円(前期比21.4%増)、営業利益70億円(同18.1%減)、純利益25億円(同58.0%減)の従来予想を据え置いている。

三協立山の株価は13時15分現在1850円(▼100円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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