綜合臨床HDが大幅高、EPSとの経営統合で株式交換比率にサヤ寄せ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/09/29 11:22
 綜合臨床ホールディングス<2399.T>が大幅高。株価は一時、ストップ高まで買われる場面があった。同社とEPSホールディングス<4282.T>は28日の取引終了後、来年1月に経営統合すると発表した。EPSが完全親会社、綜合臨床HDが完全子会社となり、株式交換を実施。綜合臨床HDの株式1株に対して、EPSの株式0.39株を割り当てる。株式交換に向けEPSは776万4610株の新株を発行する。綜合臨床HDは12月28日に上場廃止となる。株式交換の効力発生日は16年1月1日。
 この日の両社の株価は、株式交換比率にサヤ寄せする格好となり、綜合臨床HDが急伸する一方、EPSは新株発行による1株当たり利益の希薄化も懸念され下落している。
 両社は、経営統合後はCRO(医薬品開発受託機関)事業およびSMO(治験施設支援機関)市場で業界のリーディングカンパニーとなることを目指す。

綜合臨床HDの株価は11時20分現在470円(△68円)
EPSの株価は11時20分現在1193円(▼58円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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