今回は現状維持予想だが・・・・・
週末に発表された、中国の鉱工業生産と固定資産投資が予想を下回った事から、今日の上海市場の値動きがかなり気に掛けられていました。そして、案の定、上海株が急落すると、日経平均株価が再び大幅安となってしまいました。
一方、先週、俄かに強まった、日銀の追加緩和観測ですが、一部では、今日から始まった今月の決定会合で、早くも追加緩和が議論され始めるとの見方もあります。しかし、これまでも、米国の政策変更に先んじて、日銀が行動する事は少なかった為、今月は現状維持となるものと思われます。
一方、先週の参院財政金融委での答弁で黒田日銀総裁は「付利の引き下げ、撤廃は検討してない」と述べたものの、メリットについても言及しており、日銀内部でも、徐々に追加緩和の必要性やその手法に関する議論が行われているとの見方は正しい様です。
明日の日銀会合が現状維持を決めると、一時的に円が買われる局面が見られる可能性はありますが、黒田総裁が、2%のインフレ目標達成に、やや悲観的な姿勢を見せれば、10月追加緩和の可能性を織り込みに行き、ドル円は再び121円付近まで反発するかもしれません。
一方、先週、俄かに強まった、日銀の追加緩和観測ですが、一部では、今日から始まった今月の決定会合で、早くも追加緩和が議論され始めるとの見方もあります。しかし、これまでも、米国の政策変更に先んじて、日銀が行動する事は少なかった為、今月は現状維持となるものと思われます。
一方、先週の参院財政金融委での答弁で黒田日銀総裁は「付利の引き下げ、撤廃は検討してない」と述べたものの、メリットについても言及しており、日銀内部でも、徐々に追加緩和の必要性やその手法に関する議論が行われているとの見方は正しい様です。
明日の日銀会合が現状維持を決めると、一時的に円が買われる局面が見られる可能性はありますが、黒田総裁が、2%のインフレ目標達成に、やや悲観的な姿勢を見せれば、10月追加緩和の可能性を織り込みに行き、ドル円は再び121円付近まで反発するかもしれません。