ドル円、株価睨みの展開継続・・・・・

本日はＮＹ休場で様子見か？・・・・

　先週金曜日に発表された米・8月雇用統計では、非農業部門雇用者数が17.3万人増と、予想を下回ったものの、失業率が2008年4月以来のレベルとなる5.1%まで低下し、平均時給の伸びも予想を上回る0.3%増となり、強弱まちまちの数字となりました。

　この雇用統計が全般的に強い数字となれば、9月ＦＯＭＣでの利上げ開始が確実と見られていた処、この数字では決め手にならないとの見方に落ち着きました。この為、その後のドル円は米国株睨みの展開となり、結局、株価下落に連れ安する動きとなりました。

　本日も、日本株が続落でスタートすると、118円台まで下落する等、ドル円は株睨みの展開を継続。結局、日経平均株価が反発して取引を終えた為、現在は、119円台前半で比較的堅調な地合いを維持しています。

　本日は、レーバーデーの祝日でＮＹ市場が休場。この為、海外市場は比較的静かな展開となりそうです。今の処、欧州株価指数先物市場は反発してスタートしており、このまま、現物市場も堅調な動きとなれば、ドル円も落ち着いた展開となりそうですが、米国株休場の為、様子見気分も強まりそうです。