Ｔ＆ＣＨＤが４日続伸、西安国際社と再生医療を中国で事業化

　Ｔ＆Ｃホールディングス<3832.T>が４日続伸、一時前週末比３０円高の３１３円まで買われている。同社は２９日、西安国際康復医学中心（西安国際社）と合弁会社設立を伴う業務提携契約を締結したことを発表した。西安国際社はリハビリ医療や外科・内科・耳鼻咽喉科・産婦人科・小児科などの医療全般、臨床研究・検査、健康診断、最先端生命科学など広い医療分野において研究開発を行っており、最近では再生医療に強い関心を持ち研究開発を行っている。一方、Ｔ＆ＣＨＤは上田実名古屋大学名誉教授を、チーフ・サイエンス・オフィサーに据え、上田氏を中心に「上田因子」を使った再生医療を医療関連事業の中核に位置付け事業を推進している。今回、西安国際社と合弁会社「上田細胞工程研究院」を設立し、上田因子を使った再生医療の中国での事業化を推進していく。

Ｔ＆ＣＨＤの株価は９時５２分現在２９２円（▼９円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）