トーセイなど不動産再生関連が軒並み高、不動産市況回復と低金利環境で見直し機運

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/11 11:22
 トーセイ<8923.T>サンフロンティア不動産<8934.T>スター・マイカ<3230.T>レーサム<8890.T>、いちごグループホールディングス<2337.T>など不動産再生事業を展開する中小型不動産株が軒並み高い。東京、大阪、愛知などをはじめ大都市圏の地価回復が鮮明となるなか、不動産流動化ビジネスに追い風が強まっており、これが関連銘柄の水準訂正高を促している。日銀の金融緩和姿勢の継続は不動産など大型の資金調達を必要とするセクターにとって力強い追い風となっている。さらに、不動産市況は最近の訪日外客急増に伴うインバウンド効果の波及がみられ、首都圏では2020年の東京五輪開催を控えていることで、地価の上昇トレンドは中長期的に続くとの見方が強い。
 そのなかトーセイは中古ビルをバリューアップして売却することで利益を得る不動産流動化を筆頭に、不動産開発や賃貸事業などを広く展開し、市場の注目度が高まっているほか、オフィスや商業施設の収益力を高めたうえで売却して利益を得るサンフロンティアなども見直し機運が台頭している。

トーセイの株価は11時17分現在848円(△15円)
サンフロンティアの株価は11時17分現在1033円(△28円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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