太平洋セメなどセメント株が急伸、補正予算思惑で物色機運 第1四半期も好調
太平洋セメント<5233.T>や住友大阪セメント<5232.T>などセメント株が高い。太平洋セメは一時、前日比20円(5.0%)高の420円まで買われ、年初来高値を更新した。住友大阪も3日続伸で、一時前日比18円高の498円まで上昇し年初来高値を更新した。
この日の午後1時に太平洋セメは第1四半期(4~6月)決算を発表。前年同期比1.1%増の115億600万円と増益を確保した。また、米社のカリフォルニア州のセメント事業資産を買収することも発表した。
建設株が人気となるなか、セメント株にも人気が波及している。市場では「今秋にかけ補正予算の策定思惑が膨らむ可能性がある」(アナリスト)との見方が浮上している。17日に発表される4~6月期国内総生産(GDP)はマイナス成長に転落したとの見方が強く、安保法制で支持率が低下する安倍政権は、「来年の参議院選挙を視野に補正予算を組み人気回復を図る」(同)との見方だ。補正予算の規模は3~4兆円程度との予想もあるが、今後、GDP発表に向け建設・セメント株などが注目を集める可能性が出ている。
太平洋セメの株価は14時23分現在416円(△16円)
住友大阪の株価は14時23分現在489円(△9円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この日の午後1時に太平洋セメは第1四半期(4~6月)決算を発表。前年同期比1.1%増の115億600万円と増益を確保した。また、米社のカリフォルニア州のセメント事業資産を買収することも発表した。
建設株が人気となるなか、セメント株にも人気が波及している。市場では「今秋にかけ補正予算の策定思惑が膨らむ可能性がある」(アナリスト)との見方が浮上している。17日に発表される4~6月期国内総生産(GDP)はマイナス成長に転落したとの見方が強く、安保法制で支持率が低下する安倍政権は、「来年の参議院選挙を視野に補正予算を組み人気回復を図る」(同)との見方だ。補正予算の規模は3~4兆円程度との予想もあるが、今後、GDP発表に向け建設・セメント株などが注目を集める可能性が出ている。
太平洋セメの株価は14時23分現在416円(△16円)
住友大阪の株価は14時23分現在489円(△9円)
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