<動意株・27日>(大引け)=アドバネクス、カーディナル、ヒトコムなど
アドバネクス<5998.T>=大幅高。全般軟調相場の中も、相対的に外部環境の影響を受けにくい低位材料株物色の流れは健在、同社も個人投資家を中心とした投機性の強い短期資金の物色ターゲットとなっている。プラスチック事業の売却などで16年3月期売上高は3割強の減収となる見通しだが、一方で精密ばねが自動車や医療機器向けに好調。また、同社が開発に成功したナット脱落防止ばね「ロックワン」は、高速鉄道向けなど多方面に需要があり、収益への寄与が期待されている。
カーディナル<7855.T>=ストップ高。26日付の日本経済新聞で、「クレジットカード各社は国内で発行されている全てのカードを2020年までにICチップ付きに切り替える」と報じられており、カード専業メーカーである同社に需要増の思惑が働いているもようだ。記事によると、偽造が難しいIC型を普及させてカードの不正利用を減らし、安心して買い物ができる環境を整えるのが狙いとしており、関連する企業には特需の期待が膨らむ。
ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>=大幅高で3連騰。7月17日につけた2639円を上回り、上場来高値を更新した。国内景況感の回復に停滞感が漂うものの、円安の進行に加え、ビザ緩和や免税対応の拡大など積極的な政策後押しが利いてインバウンド需要は旺盛を極めている。同社はスマートフォンや家電製品販促の人材支援を行い、間接的にこの好環境を享受しているほか、観光分野へも事業展開を図っており時流に乗る。
北沢産業<9930.T>=一時ストップ高。前週末は貸株申し込み制限の対象となったことなどが、目先筋の資金離散を誘ったが、きょう寄り付きに大口資金が再流入し、個人のデイトレーダー資金がそれに追随する動き。時価300円台半ばは08年2月以来7年半ぶりの高値水準。
ユナイテッド<2497.T>=急反発。前週末24日の取引終了後、傘下の2ファンドがメタップス<6172.T>の東証マザーズへの新規上場に伴う売り出しに参加し、メタップス株式の一部を売却すると発表しており、これに伴いファンド運用益が発生する見込みになったことから、業績への寄与を期待した買いが入っている。
アイティメディア<2148.T>=急騰。同社は24日取引終了後、16年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表したが、売上高は9億1600万円(前年同期比43.1%増)、営業利益は1億2600万円(同4倍)、最終利益は8800万円(同8.6倍)と高変化を示した。ソフトバンクグループでITニュースサイトを運営し広告を収益源としているが、中期的な成長の軸に位置付けるリードジェンモデルが、リクルートから譲受した「キーマンズネット事業」の寄与もあって収益拡大に貢献した。同社株は元来値動きが軽く、好決算発表を手掛かり材料に短期資金が集結する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
カーディナル<7855.T>=ストップ高。26日付の日本経済新聞で、「クレジットカード各社は国内で発行されている全てのカードを2020年までにICチップ付きに切り替える」と報じられており、カード専業メーカーである同社に需要増の思惑が働いているもようだ。記事によると、偽造が難しいIC型を普及させてカードの不正利用を減らし、安心して買い物ができる環境を整えるのが狙いとしており、関連する企業には特需の期待が膨らむ。
ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>=大幅高で3連騰。7月17日につけた2639円を上回り、上場来高値を更新した。国内景況感の回復に停滞感が漂うものの、円安の進行に加え、ビザ緩和や免税対応の拡大など積極的な政策後押しが利いてインバウンド需要は旺盛を極めている。同社はスマートフォンや家電製品販促の人材支援を行い、間接的にこの好環境を享受しているほか、観光分野へも事業展開を図っており時流に乗る。
北沢産業<9930.T>=一時ストップ高。前週末は貸株申し込み制限の対象となったことなどが、目先筋の資金離散を誘ったが、きょう寄り付きに大口資金が再流入し、個人のデイトレーダー資金がそれに追随する動き。時価300円台半ばは08年2月以来7年半ぶりの高値水準。
ユナイテッド<2497.T>=急反発。前週末24日の取引終了後、傘下の2ファンドがメタップス<6172.T>の東証マザーズへの新規上場に伴う売り出しに参加し、メタップス株式の一部を売却すると発表しており、これに伴いファンド運用益が発生する見込みになったことから、業績への寄与を期待した買いが入っている。
アイティメディア<2148.T>=急騰。同社は24日取引終了後、16年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表したが、売上高は9億1600万円(前年同期比43.1%増)、営業利益は1億2600万円(同4倍)、最終利益は8800万円(同8.6倍)と高変化を示した。ソフトバンクグループでITニュースサイトを運営し広告を収益源としているが、中期的な成長の軸に位置付けるリードジェンモデルが、リクルートから譲受した「キーマンズネット事業」の寄与もあって収益拡大に貢献した。同社株は元来値動きが軽く、好決算発表を手掛かり材料に短期資金が集結する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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