栄研化が反落、第1四半期11.8%営業増益も買い一巡後は売りに押される

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/27 10:05
 栄研化学<4549.T>が3日ぶり反落、一時前週末比29円高の2490円まで買われた後は、目先売りに押される展開。同社は24日の取引終了後、今16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は78億3100万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は8億6400万円(同11.8%増)、純利益は6億1700万円(同9.3%増)だった。微生物検査用試薬は生培地や迅速検査試薬が減少したものの、尿検査用試薬は尿試験紙「ウロペーパー」などが拡大。免疫血清学的検査用試薬は、血中のヘリコバクター・ピロリ抗体検査用試薬や海外向け便潜血検査用試薬が伸びている。
 通期業績は売上高328億2000万円(前期比5.8%増)、営業利益33億3000万円(同17.8%増)、純利益21億8000万円(同3.8%増)の従来見通しを据え置いた。

栄研化の株価は9時55分現在2423円(▼38円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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