アサヒ衛陶が１５年１１月期業績予想を下方修正、消費増税に伴う反動減が長期化

　アサヒ衛陶<5341.T>がこの日の取引終了後、１５年１１月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の３３億９０００万円から３０億７０００万円（前期比５．２％減）へ、営業損益を同７０００万円の黒字から４０００万円の赤字（前期３８００万円の黒字）へ、最終損益を同５５００万円の黒字から５８００万円の赤字（同３５００万円の黒字）へ修正した。福祉介護向け商品のケアシスや、ベトナムを中心とした海外事業は伸長したものの、消費増税前の駆け込み需要の反動減が想定以上に長引いたことや、前期後半から与信管理の強化を行ったことによる売上高の減少などが響いた。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（１２～５月）決算は、売上高１４億７４００万円（前年同期比１７．０％減）、営業損益２６００万円の赤字（前年同期５４００万円の黒字）、最終損益４２００万円の赤字（同４２００万円の黒字）だった。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）