渋谷工が１５年６月期最終利益予想を上方修正、厚生年金基金の代行返上益を計上

　渋谷工業<6340.T>がこの日の取引終了後、１５年６月期の連結業績見通しについて、最終利益を従来予想の３１億円から７５億円（前期比２．３倍）へ上方修正した。当社および一部の国内連結子会社が加入する渋谷工業厚生年金基金が、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について、過去分返上の認可を受けたのに伴い、代行返上益を特別利益として計上したことが要因という。なお、売上高８１０億円（同２．４％増）、営業利益４２億５０００万円（同１４．８％減）は従来予想を据え置いている。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）