三光合成が7連騰で1カ月ぶり年初来高値更新、金型技術駆使し再興戦略テーマに乗る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/23 13:07
 三光合成<7888.T>が高い。小口ながら継続的な買いが観測されるなか7連騰、きょうはマドを開けて買われ約1カ月ぶりに年初来高値を更新した。工業用樹脂製部品の大手メーカーで、主力の自動車向けは欧州で外装部品向け金型が好調で収益に大きく貢献している。16年3月期営業利益は21億円を見込み、10倍を切る低PERも買いの根拠となっているようだ。
 また、政府は22日、構造改革案を進捗させ、日本の生産性向上を主眼とする成長戦略「日本再興戦略」の素案をまとめ、ロボット開発やビッグデータへの投資を企業に促す方針がメディアを通じて伝わっている。そのなか同社は高度な金型設計技術や自動機、二次加工機の設計製作などソフト・ハード両面からのエンジニアリングを駆使して、二足走行する人間型ロボット開発に着手しており、市場関係者の間では政策テーマに乗る企業として有力対象とみる向きもある。

三光合成の株価は13時3分現在583円(△29円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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