ヤクルトなどＴＰＰ関連が堅調、米貿易権限法案がきょうにも再採決

　ヤクルト本社<2267.T>や東洋水産<2875.T>など環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）関連株が堅調。ＴＰＰ妥結の前提となる米大統領貿易促進権限（ＴＰＡ）法案が、きょうにも米上院で再採決される見通しだ。ＴＰＡ法案が可決されれば、ＴＰＰの妥結に前進し大筋合意に向けた期待が膨らんでくる。ただ、米上院での賛否はきっ抗しており、その結果が注目されている。この日は、原料の脱脂粉乳の輸入関税の引き下げ期待があるヤクルトや小麦粉に絡む東洋水産、牛肉価格の低下でメリットを受けるペッパーフードサービス<3053.T>、トラック関税引き下げ期待のいすゞ自動車<7202.T>などが買われている。

ヤクルトの株価は１０時２分現在７２９０円（△１１０円）
東洋水産の株価は１０時２分現在４３０５円（△１０円）
ペッパーの株価は１０時２分現在３４９０円（△５５円）
いすゞの株価は１０時２分現在１５６６．５円（△２７．５円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）