芦森工が上値追い再開、出来高増勢で全員参加型材料株の片鱗

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/17 10:50
 芦森工業<3526.T>が3日ぶり反発。前週に大口資金介入で人気化、今週に入り目先筋の利益確定売りに調整を入れたが押し幅は浅く、改めて買い直される展開となっている。昨年も6月から7月にかけて特定資金買い攻勢の思惑を背に人気化し、高値308円まで株価を倍化させた経緯があるが、高値をつけた日の売買高は実に1億6592万株に達し、全員参加型材料株の面目躍如となった。足もとはその域には遠く及ばないものの、10時40分現在で既に380万株こなしており、徐々に材料株の片鱗をみせ始めている。大株主ニッケ<3201.T>との素材分野での事業連携に対する思惑や、大雨による土砂災害などへの対応で、脱水処理工法用や泥土・泥水の脱水減容化用の再使用可能な袋体、自然地盤の集水・排水に用いるフレキシブル保形ホースなどを手掛けていることが材料視されている。

芦森工の株価は9時43分現在228円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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