菊池製作所が反落、１５年４月期最終利益を９日修正値から減額

　菊池製作所<3444.T>が反落、一時３１円安の１５８３円まで売られ年初来安値を更新した。１１日の取引終了後、集計中の１５年４月期連結業績について、最終利益を２億９３００万円から２億７４００万円（前の期比７３．４％増）へ下方修正したことが嫌気されている。
　同社は９日、１５年４月期連結業績について、売上高を従来予想の５５億１５００万円から５８億４９００万円（前の期比６．２％増）へ、営業損益を同２億２２００万円の赤字から１億９００万円の赤字（前の期１億８４００万円の赤字）へ、純利益を同２億円から２億９３００万円（前の期比８５．４％増）へ上方修正したばかり。今回の修正は前回予想で計上していた助成金収入について、計上の時期を精査した結果、来期以降に計上することが妥当と判断したためとしているが、短い期間での再修正も嫌気された格好だ。なお、売上高、営業損益は９日発表の修正値を据え置いている。

菊池製作所の株価は９時３５分現在１５９２円（▼２２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）