ミロクは軟調、第２四半期は利益予想を上振れるも売りに押される

　ミロク＜7983.T＞は朝高のあとは小口売りに値を消す展開になっている。９日取引終了後に発表した１５年１０月期第２四半期累計（１４年１１月～１５年４月）の連結決算は、売上高は従来予想の５９億９５００万円に対して５６億８７００万円（前年同期比８．９％減）、営業利益は２億３７００万円に対して３億６２００万円（同１３．９％減）、純利益は１億８０００万円に対して２億７６００万円（同３８．７％減）だった。
　工作機械事業と自動車関連事業は目標に達しなかったが、猟銃事業の販売丁数はほぼ計画通りに推移。猟銃事業で付加価値の高い製品の販売が上半期に前倒しになったことなどで、営業利益と純利益は計画超で着地している。
　通期業績は売上高１１８億円（前期比７．４％減）、営業利益５億円（同２８．１％減）、純利益３億９０００万円（同３９．３％減）の従来見通しを据え置いた。

ミロクの株価は１２時４６分現在３１６円（▼２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）