東芝機など買われる、5月工作機械受注は内需主導で高水準の伸び継続

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/10 10:38
 東芝機械<6104.T>が一時27円高の597円と大きく買われたほか、アマダホールディングス<6113.T>も買い優勢となるなど工作機械株の一角に物色資金が向かっている。日本機械工業会が9日発表した5月の工作機械受注額は前年同月比15.0%増の1385億4400万円と好調、20カ月連続で前年同月実績を上回っており、これが株価押し上げ材料となっている。特に、国内景況感の改善や円安による国内生産回帰の流れを背景に内需が44.4%増の高い伸びを示しており、工作機械メーカーにとって今後も含め追い風の強さが意識されている。
 また、内閣府がきょう寄り前に発表した4月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である「船舶電力を除く民需」(季節調整値)は前月比3.8%増の9025億円と事前の市場コンセンサスを上回ったこともポジティブ視された。

東芝機の株価は10時37分現在597円(△27円)
アマダHDの株価は10時37分現在1304円(△9円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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