日本コンピュータ・ダイナミクス:新システム開発への着手あるも、ここ最近の急伸には過熱感も…?

著者:中原良太
投稿:2015/05/28 08:43

【似たチャート形は375回中、281回も値下がりした】

ここ5日間で、株価は254.34%も上昇。本ケースのような値動きをしたサンプルを15年分、集計したところ、日中に株価が下落した確率が74.93%と高い水準でした。今後の調整に注意しましょう。

【日本コンピュータ・ダイナミクスとは?】

システム構築のコンサルティングや、開発・保守サービスを展開。
データ検索処理を高速化するシステムの開発に着手したと発表。今秋頃の商品化を目指しており、直近は人気化が進みました。
ここ5日間で株価は3.5倍に膨らむほどの人気ぶり、しかし、その一方で、本ケースのような急伸では異様なほどの過熱感も感じられます。興ざめリスクも伴うため、短期的には軟調に推移する見込みが高まっていると言えるでしょう。この株を持っている方にとっては、利益確定には良い頃合いかと思われます。

【注目ポイント:直近5日間で254.34%の上昇】

直近5日間の上昇率は254.34%と、過剰な上昇となりました。急激に上昇したため、本日以降は売りが強まることが予想されます。統計的にも短期的に売りが優勢。似たような値動きをしたサンプルは1度あたり、平均で株価が6.50%下がりました。

【同じような値動きパターンは375回もあった】

似た値動きが起きた回数:375回
→そのうち、値上がりした回数:94回
→そのうち、値下がりした回数:281回
→1度あたりの平均株価変動率:-6.50%
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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