三信電が急伸、見直し機運高まり1100円近辺のもみ合い離脱

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/27 13:40
 三信電気<8150.T>が急伸、1100円近辺の売り物をこなし切り一気に上値追いを加速させてきた。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>系の電子部品商社で、車載やスマートフォン向け電子部品需要が高水準で同社の取引拡大につながっている。これまで収益性重視の相場で低PBR銘柄は見送られがちだったが、全体指数の上昇とともに個別にリターンリバーサルの動きが顕在化、つれて物色の矛先が向かうようになった。同社の1株純資産は2328円と高く、そこから換算されるPBRはPBR0.5倍以下と解散価値の半値以下に放置されており、商社という業態を考慮しても見直し余地の大きさが意識されている。配当利回りは3.4%前後と際立って高いうえ、自社株買いにも積極的で株主還元姿勢の高さも株高を支援している。

三信電気の株価は13時29分現在1179円(△65円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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