日コンベヤが続急伸、リニア関連として材料株素地が再燃

　日本コンベヤ<6375.T>が続急伸、一時１５．７％高の２３６円まで上値を伸ばす場面があった。２０２７年に品川と名古屋を結ぶ全長２８５キロメートルで開業を目指すリニア中央新幹線の工事では、全体の８６％に相当する２４６キロメートルがトンネル区間。掘削工事より発生する大量の残土を運搬する大容量コンベヤーで、同社の収益機会拡大期待が株高思惑を誘っている。前週末は東証２部の破砕機を手掛ける郷鉄工所<6397.T>がストップ高に買われ、きょうも同銘柄はストップ高水準でカイ気配に張り付いており、材料株素地を内包し出来高流動性に富む日コンベヤには、それに連動した買いが流入しているとみられる。

日コンベヤの株価は１０時４５分現在２２７円（△２３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）