<動意株・15日>(前引け)=小野産業、日粉、日東工

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/15 12:12
 小野産業<7858.T>=ストップ高カイ気配。同社は14日取引終了後に、15年3月期決算短信において「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消すると発表。15年3月期通期の単独営業利益が2500万円の黒字(前の期実績は1億1000万円の赤字)に転換し、16年3月期の営業利益1億2500万円を見込んでいることなどが背景となっている。また、前期に5円の復配を決め、今期の年間配当を5円増配の10円とする計画を示していることも買い手掛かりとなっているようだ。

 日本製粉<2001.T>=大幅反発。14日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。300万株(発行済み株式数の1.81%)、20億円を上限としており、取得期間は5月15日から9月30日まで。また同時に発表した決算では、16年3月期連結業績は、売上高3100億円(前期比3.8%増)、営業利益95億円(同13.0%増)、純利益67億円(同4.0%減)を見込んでいる。製粉事業で自社原料サイロの収容力増強に取り組むほか、食品事業では中食関連食品や冷凍食品で新商品の開発と投入を行い売上高・営業利益の拡大を図る方針。

 日東工業<6651.T>=急反発。一時、前日比239円高の2485円まで買われ、3月23日につけた年初来高値2385円を上回った。同社は14日取引終了後に、16年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は150億円(前期比8.3%増)を見込み、年間配当は70円(前期は56円)と14円増配する方針を示した。売上高は1135億円(同3.3%増)を予想。電力自由化や東京五輪需要などを着実に捉え中核市場でのシェア拡大に努めるほか、エネルギーマネジメントシステム(EMS)など今後成長が見込まれる分野で積極的に市場深耕を図る。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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