ファンケルが急反落、広告宣伝費かさみ16年3月期営業益63%減を予想

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/12 10:13
 ファンケル<4921.T>が急反落。一時、前日比140円安の1421円まで売られ、3月27日につけた年初来安値1502円を下回った。同社は11日取引終了後に、16年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は15億円(前期比62.5%減)にとどまるとしており、これが嫌気されているようだ。
 売上高は900億円(同15.9%増)を見込むが、広告宣伝費が153億8000万円(同94.5%増)に増加することが利益の圧迫要因となる。
 なお、同日には150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.34%)、25億円を上限とする自社株取得枠の設定や、18年3月期の連結売上高目標を1250億円とする中期経営計画を明らかにしているが、今のところ株価の反応は鈍い。

ファンケルの株価は10時5分現在1438円(▼123円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,790.0
(12/17)
0.0
(---)