日本ライフLがS高カイ気配、16年3月期営業利益5割増と自社株のTOBを好材料視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/01 11:26
 日本ライフライン<7575.T>がストップ高水準でカイ気配となっている。4月30日の取引終了後に発表した決算で、16年3月期連結業績を売上高295億8400万円(前期比15.1%増)、営業利益27億8500万円(同51.0%増)、純利益21億7100万円(同93.1%増)と前期に続いて大幅増益を見込んでいることを好感した買いが入っている。保険償還価格の引き下げが行われないことに加えて、条件付きMRI対応ペースメーカーを3月に導入したことで、リズムデバイスの売り上げ増を見込んでおり、これらが業績を牽引する。年間配当は前期比5円増の35円を計画している。
 なお、15年3月期決算は、売上高256億9600万円(前期比5.4%増)、営業利益18億4500万円(同51.3%増)、純利益11億2400万円(前期2億200万円の赤字)だった。
 また同時に、発行済み株式総数の14.60%にあたる165万100株を上限に、自社株をTOBにより取得するとあわせて発表したことも好材料視されている。筆頭株主である増本武司会長の資産管理会社などから1株1300円で取得する予定で、取得価額の総額は21億4513万円(上限)となる予定。

日本ライフLの株価は11時17分現在2230円(△400円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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