日清紡HDが反落、15年3月期営業利益を減額修正、事業譲渡の損失など響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/24 10:04
 日清紡ホールディングス<3105.T>が3日ぶり反落。23日の取引終了後、15年3月期連結営業利益の減額修正を発表したことが嫌気された。従来予想180億円に対し、140億円(前の期比6.3%増)に見直した。繊維事業のCHOYAの事業譲渡に伴う損失やブレーキ事業の欧州子会社TMDの暖冬の影響による補修品買い替え減少などが響いた。売上高は5300億円から5250億円(同6.2%増)へ修正した。
 一方、最終利益は100億円から135億円(同49.8%増)へ増額修正した。海外子会社の固定資産売却で特別利益を計上したほか、繰延税金資産の計上で税負担が減ることなども寄与した。

日清紡HDの株価は9時59分現在1242円(▼18円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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