【買い】昭和電線ホールディングス(5805) 免震装置で国内2位

著者:小野山功
投稿:2015/04/23 08:37

東洋ゴムの代替え需要見込みも

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*4月23日追記

ここ2日間、93円での値固めが見られただけに本日さっそく上値を追いにきています。ここから更にもう一段、上抜けに期待したいところです。

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■注目銘柄
┗昭和電線ホールディングス(5805)

東芝から分離した電線メーカー。中国富通集団と業務提携し、現在同社が筆頭株主です。

防振ゴムで培った技術を応用し、建物の免震装置「免震アイソレータ」を開発。1986年に日本で最初の免震建物に納入した実績があり、同分野ではブリジストンに次ぐ国内2位に位置しています。

東洋ゴム工業(5105)の免震装置ゴムで、基準を満たしていない製品供給が発覚していますが、21日(火)には新たに90棟で性能不足が確認されました。

エアバッグ大手タカタ(7312)のリコール問題では、代替えへの思惑からエアバッグ向け部品を供給するダイセル(4202)などが買われるなど連想物色が見られて経緯があります。

今回の「免震装置」の代替えとしての物色はまだ見られていませんが、東洋ゴムの性能不足問題が拡大しているため、物色を集めてもおかしくないのではないでしょうか。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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