<動意株・22日>(大引け)=東急不HD、鳥貴族、鈴与シンワなど
東急不動産ホールディングス<3289.T>=後場一段高。日銀の追加金融緩和期待などが底流するなか、銀行株物色の流れが波及して金融・不動産関連株全般にも物色の矛先が向いている。そのなか、同社株は売り方の買い戻しを交え上げ足を強めている。首都圏を中心に商業ビルなど総合不動産業を展開、東急電鉄グループの強みを生かして渋谷再開発などでビジネスチャンスをとらえている。18年度に完成予定の東急プラザの建て替えなどで成長加速の青写真があり、20年度に連結営業利益1000億円の目標を掲げている。
鳥貴族<3193.T>=急反発。同社は、看板やメニューなどが同社と酷似しているとして「鳥二郎」を経営する京都市の会社に損害賠償などを求める訴訟を起こした。これによる業績への影響は現時点では定かではないが、目先は株価の刺激材料としてプラスに働いた格好だ。
鈴与シンワート<9360.T>=後場急伸しストップ高。3月10日につけた年初来高値190円を上回った。同社はきょう、マイナンバー対応人事給与アウトソーシングサービス「S-PAYCIAL+マイナンバーサービス」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。なお、価格は1人あたり600円からで、10万人の受託を目指すとしている。
日本農薬<4997.T>が続急伸。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(10~3月)連結業績について、売上高を従来予想の340億円から349億円(前年同期比0.5%減)へ、営業利益を同77億円から99億円(同18.0%増)へ、純利益を同48億円から64億円(同13.6%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。海外農薬販売はフェニックス原体販売の減少で計画を下回ったものの、国内農薬販売が計画通りに推移したことに加えて、ノウハウ技術料が期初計画以上に増加したことや、為替が円安基調で推移したこと、さらに連結子会社の販売が伸長したことなどが売上高・利益を押し上げたとしている。
ソネック<1768.T>=ストップ高。21日の取引終了後、集計中の15年3月期連結業績について、売上高を従来予想の112億2000万円から121億3600万円(前の期比2.6%減)へ、営業利益を同3億1000万円から6億2100万円(同15.9%増)へ、純利益を同1億7500万円から3億8500万円(同16.0%増)へ方修正しており、これを好感した買いが集中して入っている。主力の建設業で、受注高・売上高ともに順調な推移を見込む一方、資材価格の高騰や技能労働者不足による外注費などの上昇加速リスクを想定していたが、原価推移が予想の範囲内であったほか、早期発注などの採算確保の努力を重ねたことが奏功し、利益面でも上振れ着地となったとしている。
アルテック<9972.T>=5日ぶり反発。リコー<7752.T>との協業で、国内では最大規模となる3DプリンターによるDDM(部品や製品の直接製造)サービスを27日から開始すると発表したことを受けて14日と15日に連続ストップ高に買われたが、買い主体は個人投資家の短期資金が中軸とみられその後の資金の逃げ足も早かった。前日終値はストップ高初日の290円台まで下押したことで、目先リバウンド狙いの買いが優勢となった。全体相場は低PBR銘柄へのマークが強まる流れにあり、同社のPBRは0.5倍台と解散価値の半値近くに叩かれていることも買いを誘っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
鳥貴族<3193.T>=急反発。同社は、看板やメニューなどが同社と酷似しているとして「鳥二郎」を経営する京都市の会社に損害賠償などを求める訴訟を起こした。これによる業績への影響は現時点では定かではないが、目先は株価の刺激材料としてプラスに働いた格好だ。
鈴与シンワート<9360.T>=後場急伸しストップ高。3月10日につけた年初来高値190円を上回った。同社はきょう、マイナンバー対応人事給与アウトソーシングサービス「S-PAYCIAL+マイナンバーサービス」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。なお、価格は1人あたり600円からで、10万人の受託を目指すとしている。
日本農薬<4997.T>が続急伸。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(10~3月)連結業績について、売上高を従来予想の340億円から349億円(前年同期比0.5%減)へ、営業利益を同77億円から99億円(同18.0%増)へ、純利益を同48億円から64億円(同13.6%増)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。海外農薬販売はフェニックス原体販売の減少で計画を下回ったものの、国内農薬販売が計画通りに推移したことに加えて、ノウハウ技術料が期初計画以上に増加したことや、為替が円安基調で推移したこと、さらに連結子会社の販売が伸長したことなどが売上高・利益を押し上げたとしている。
ソネック<1768.T>=ストップ高。21日の取引終了後、集計中の15年3月期連結業績について、売上高を従来予想の112億2000万円から121億3600万円(前の期比2.6%減)へ、営業利益を同3億1000万円から6億2100万円(同15.9%増)へ、純利益を同1億7500万円から3億8500万円(同16.0%増)へ方修正しており、これを好感した買いが集中して入っている。主力の建設業で、受注高・売上高ともに順調な推移を見込む一方、資材価格の高騰や技能労働者不足による外注費などの上昇加速リスクを想定していたが、原価推移が予想の範囲内であったほか、早期発注などの採算確保の努力を重ねたことが奏功し、利益面でも上振れ着地となったとしている。
アルテック<9972.T>=5日ぶり反発。リコー<7752.T>との協業で、国内では最大規模となる3DプリンターによるDDM(部品や製品の直接製造)サービスを27日から開始すると発表したことを受けて14日と15日に連続ストップ高に買われたが、買い主体は個人投資家の短期資金が中軸とみられその後の資金の逃げ足も早かった。前日終値はストップ高初日の290円台まで下押したことで、目先リバウンド狙いの買いが優勢となった。全体相場は低PBR銘柄へのマークが強まる流れにあり、同社のPBRは0.5倍台と解散価値の半値近くに叩かれていることも買いを誘っている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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3289
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967.6
(12/30)
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+0.8
(+0.08%)
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3193
|
2,820.0
(12/30)
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-29.0
(-1.01%)
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9360
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2,004.0
(12/30)
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+2.0
(+0.09%)
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4997
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704.0
(12/30)
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+4.0
(+0.57%)
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1768
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844.0
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(+0.47%)
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9972
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211.0
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