アサカ理研、産総研の「被災地企業のシーズ支援プログラム」に採択と発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/16 17:08
 アサカ理研<5724.T>がこの日の取引終了後、産業技術総合研究所(産総研)福島再生可能エネルギー研究所による「被災地企業のシーズ支援プログラム」の平成27年度公募において、同社の「分子結合チタニアシリカを適用した太陽電池パネルの性能評価および信頼性評価」が採択されたと発表した。同社としては、平成26年度に続く採択となる。
 産総研の「被災地企業のシーズ支援プログラム」は、東日本大震災で被害を受けた被災地(福島県、宮城県、岩手県の3県)に所在する企業が開発した再生可能エネルギーに関連した技術やノウハウに対する技術支援を、産総研が経費を負担して実施し、その成果の当該企業への技術移転を通じて、地域における新産業の創出を支援する事業。今回、採択された同社のテーマは、前年度得られた成果の「カバーガラスの透過率の向上」「高温高湿条件下での特性維持」を踏まえて、より実用に近い形での性能評価や検証実験を行うというもので、今後の同社の太陽光発電パネル向け光触媒のさらなる性能向上と、実証データの蓄積による販路拡大につながるとみている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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