キリン堂ＨＤは利益確定売りに反落、寺西豊彦社長は第１次中期経営計画達成に意欲

　キリン堂ホールディングス＜3194.T＞が反落。１４日取引終了後に発表した１６年２月期の連結業績では営業利益で２２億５０００万円（同２．４倍）と大幅な増益を予想、これを受けて１５日は一時１５０円高の９９８円とストップ高まで買われたが、この日は利益確定売りに押されている。１５日にいちよし証券大阪支店で開催された決算説明会で寺西豊彦社長は「昨年、新たに導入した新ポイントカードの会員は順調に増加しており、カード会員への効果的な販促が既存店の集客増に貢献している。今後は新規出店とヘルス＆ビューティケア商品を中心としたＰＢ商品のリニューアルと新規開発も進めていきたい」と今後の方針を語っている。１次中期経営計画の目標最終年度である１７年２月期に売上高１１６０億円、営業利益３４億８０００万円達成に意欲を見せており、今後の業績動向は引き続き注目されよう。

キリン堂ＨＤの株価は１０時３６分現在９４９円（▼３０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）