白鳩が大幅続落、インナー業界の景況感悪化など響き１５年８月期業績予想を下方修正

　白鳩<3192.T>が大幅続落。１４日の取引終了後、１５年８月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の４３億５５００万円から４１億６１００万円（前期比１５．７％増）へ、営業利益を同２億６２００万円から１億４９００万円（同６．３％減）へ、純利益を同１億６０００万円から９３００万円（同２５．７％増）へ下方修正したことが嫌気されている。インナー業界における景況感の悪化に加えて、広告戦略の試策の遅れや、新規顧客獲得数の伸び悩み、季節商品のＷＥＢサイトへの掲載が急な冷え込みによる気候変動に間に合わなかったことなどで、上期業績が想定を下回ったことなどが要因としている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（９～２月）決算は、売上高２０億４００万円（前年同期比１７．４％増）、営業利益６８００万円（同１４．９％減）、最終利益４０００万円（同２．１％増）だった。

白鳩の株価は９時５０分現在５９８円（▼８４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）