東京個別がＳ高、１６年２月期は営業３３．４％増益見込み大幅増配へ

　東京個別指導学院＜4745.T＞が前日比１００円高の６４３円ストップ高カイ気配のまま、値付かずで推移している。
　８日取引終了後に発表した２０１６年２月期の単独業績見通しは、売上高１６９億円（前期比７．５％増）、営業利益２３億円（同３３．４％増）と増収大幅増益を予想。配当性向５０％以上を目指すとして、１６年２月期の年間配当を普通配当１６円に創立３０周年記念配当８円を上乗せ、２４円（前期８円）に引き上げると発表したことを受け買い気が強まった。
　１６年２月期は首都圏中心に６教室を新規開校、既存教室の生徒数を増やすことで、売り上げを拡大し、収益力を強化する。なお、１５年２月期単体決算は、売上高１５７億１７００万円（前の期比９．７％増）、営業利益１７億２４００万円（同３５．５％増）、最終利益１０億７５００万円（同４５．８％増）だった。
　併せて発表した中期計画では、１８年２月期に売上高１９３億円以上、営業利益２９億円以上を目指すとしている。

東京個別の株価は９時５８分現在６４３円（△１００円）カイ気配

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）