リアルビジョンが反落、１５年３月期最終損益を８億１９００万円の黒字へ下方修正

　リアルビジョン<6786.T>が反落、一時前日比１２円高の７４１円まで買われたが、その後は目先売りに押されている。同社は２４日の取引終了後、今１５年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を４２億円から４７億円（前期比９．９倍）へ、営業損益を２億９５００万円の黒字から３億４０００万円の黒字（前期１億５９００万円の赤字）へ、最終損益を８億５４００万円の黒字から８億１９００万円の黒字（同１億８１００万円の赤字）へ修正した。広告事業の受注増加やシステム開発ソリューション事業及びビジネスソリューション事業の採算性向上などから売上高や営業利益は上方修正となる。その一方で、ＤＳＣの完全子会社化に絡んで、ＤＳＣによるリアルビジョン株式売却に伴う有価証券売却益に係る法人税等見込額及び当該有価証券売却益の少数株主持分相当額の少数株主利益への振替見込額の算入が過少であったことを理由に最終損益は下方修正となる。

リアルビジョンの株価は１０時１３分現在７１１円（▼１８円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）