19日の株式相場見通し=円高進行と高値警戒から利益確定売り

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/19 08:43
 19日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反発したものの、外国為替市場で円高・ドル安が急速に進行していることに対する警戒感から、売りが先行することになりそうだ。
 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比227ドル高の1万8076ドルと大幅反発し、約2週間ぶりに1万8000ドル台を回復した。現地18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を受け、利上げのスタート時期が遅れるのではないかとの見方が広がり、買いが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、利上げ開始時期を判断する際に「忍耐強くいる」としていた文言を削除する一方、今後数年間の金利見通しを引き下げ、米景気の先行き見通しについても下方修正した。ナスダック総合指数は、同45ポイント高の4982と3日続伸した。
 19日早朝の東京外国為替市場では1ドル=120円20銭台と、前日に比べて円高・ドル安が進行している。
 日程面では、ショーケース・ティービー<3909.T>、ヒューマンウェブ<3224.T>が東証マザーズに、エスエルディー<3223.T>が東証ジャスダックにそれぞれ新規上場する。さらに、日中安全保障対話、1月の全産業活動指数、2月の全国百貨店売上高、2月の粗鋼生産量に注目。海外では、米10~12月期の経常収支、EU首脳会議(~20日)が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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