日本郵政グループと提携、上場控え話題性も
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*3月18日追記
銀行セクターでは、京都銀行次いで値上がり2位となりました。
時価総額は6800億円程度と重量級ですが、浮動株が2.5%と市場に流通する株式が少ないため、値動きが良いのが特徴です。
逆日歩が付きましたので、売り方の買戻しでもう一段高が期待できそうです。
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■注目銘柄
┗スルガ銀行(8358)
静岡県と神奈川の一部を地盤とする地方銀行。個人向け住宅ローンに力を入れており、融資に占める個人ローン比率は 85.7%(14年3月期)と突出しています。
同社は個人向けローンで日本郵政グループと提携しており、今年9月ごろと見込まれる日本郵政グループの上場を控え、注目が高まりやすいと考えられます。
相対的な出遅れ感から、地銀株には資金注入が見られており、スルガ銀行も先週13日に高値を更新。1999年以来、およそ15年ぶりの高値となります。
縄張り意識が強い地銀では珍しく、同行は地盤の静岡、神奈川外の個人向けローンの貸し出しを拡大させています。
個人向けローンは、一般的に法人向け融資よりも利ざやが高いため、銀行ではトップクラスの収益性を誇ります。
収益性を示すROE(=株主資本利益率)が11.7%と高く、現在日本株の上昇を牽引している海外勢の資金流入が期待できる点も魅力の一つです。
また、信用倍率が0.27倍と大幅な売り長で、先週末の高値更新により、売り方の買戻しが加速しそうです。
小野山 功
*3月18日追記
銀行セクターでは、京都銀行次いで値上がり2位となりました。
時価総額は6800億円程度と重量級ですが、浮動株が2.5%と市場に流通する株式が少ないため、値動きが良いのが特徴です。
逆日歩が付きましたので、売り方の買戻しでもう一段高が期待できそうです。
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■注目銘柄
┗スルガ銀行(8358)
静岡県と神奈川の一部を地盤とする地方銀行。個人向け住宅ローンに力を入れており、融資に占める個人ローン比率は 85.7%(14年3月期)と突出しています。
同社は個人向けローンで日本郵政グループと提携しており、今年9月ごろと見込まれる日本郵政グループの上場を控え、注目が高まりやすいと考えられます。
相対的な出遅れ感から、地銀株には資金注入が見られており、スルガ銀行も先週13日に高値を更新。1999年以来、およそ15年ぶりの高値となります。
縄張り意識が強い地銀では珍しく、同行は地盤の静岡、神奈川外の個人向けローンの貸し出しを拡大させています。
個人向けローンは、一般的に法人向け融資よりも利ざやが高いため、銀行ではトップクラスの収益性を誇ります。
収益性を示すROE(=株主資本利益率)が11.7%と高く、現在日本株の上昇を牽引している海外勢の資金流入が期待できる点も魅力の一つです。
また、信用倍率が0.27倍と大幅な売り長で、先週末の高値更新により、売り方の買戻しが加速しそうです。
小野山 功