ＵＬＳグループが一時ストップ高、小型で浮動株少なく短期資金のターゲットに

　ＵＬＳグループ<3798.T>が一時ストップ高。「特に材料は見当たらないが、全般材料難のなか小型で浮動株の少ない銘柄をピンポイントで狙う動きが相次いでおり、同社株も値動きの良さに追随した個人資金が株価を押し上げた格好」（準大手証券）という。同社はＩＴコンサルティング企業で、業績絶好調。金融や製造業など幅広い業種でのＩＴ投資需要の拡大を追い風としており、マツダ<7261.T>向けなど大口案件が収益を押し上げている。総務省はＩＴ先進国といわれる米国をモデルに、クラウド分野やビッグデータの活用に本腰を入れる構えで、１５年度に合計１８００億円規模のＩＣＴ関連予算案を打診する方向にある。同社にとっても事業機会の拡大が期待される環境にある。

ＵＬＳグループの株価は１１時２３分現在１４１２円（△２９３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）