アールテックがウノプロストン点眼液の第３相臨床試験終了を発表

　アールテック・ウエノ<4573.T>がこの日の取引終了後、開発を進めている網膜色素変性に対するウノプロストン（開発コードＵＦ－０２１）点眼液の第３相臨床試験の終了と解析結果の速報を発表した。これによると、同試験は、視野が狭くなり視力などの視機能が低下した患者を対象としたもので、主要評価項目においてプラセボ群との間に統計学的な有意差を得ることができなかったとしている。これを受けて同社では、さまざまな角度からデータを整理し、承認申請の可能性を検討するという。なお、データの客観性などの観点から、ＵＦ－０２１単群のオープン試験である継続投与期の終了を決定した。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）