アインファーマの第3四半期純利益4%増、同時に株主優待制度導入を発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/24 16:16
 アインファーマシーズ<9627.T>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(5~1月)の連結決算を発表しており、売上高1363億9400万円(前年同期比8.2%増)、営業利益75億1000万円(同0.1%増)、純利益44億7100万円(同4.4%増)と営業利益は微増益となった。医薬事業は調剤薬局部門で処方箋1枚当たりの売上高が上昇したため増収傾向にある一方、薬学管理の充実や在宅調剤推進のための運営コスト増、仕入れ原価の上昇などの影響から収益性が低下しており、全体の利益を圧迫。ただし物販事業は、既存店売上高が前年を上回ったことに加えて、免税サービス許可店舗の拡大などが寄与し大幅増益となっており、全体の営業利益は前年同期並みを確保した。
 なお、15年4月期通期業績予想は、売上高1900億円(前期比11.6%増)、営業利益102億6000万円(同1.5%増)、純利益55億円(同4.6%増)の従来予想を据え置いている。
 また同時に、15年4月末の株主から株主優待制度を導入すると発表した。4月30日時点の株主に対して、アインズ&トルペほかドラッグストア全店舗やグループ調剤薬局で使用(処方箋調剤では使用不可)できる商品券2000円相当を年1回贈呈するとしている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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