タカラトミーが15年3月期業績予想を下方修正、小学生男児向け玩具の競争環境変化が響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/10 16:55
 タカラトミー<7867.T>がこの日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1600億円から1490億円(前期比4.5%減)へ、営業利益を同40億円から25億円(同26.6%減)へ、最終損益を3億円の赤字から14億円の赤字(前期4億6900万円の黒字)へ下方修正した。国内でトレーディングカード「デュエル・マスターズ」など小学生男児向け玩具の競争環境が大きく変化し販売が想定に達しなかったことに加えて、海外で、欧州地域の大口顧客が商品の在庫水準を引き下げたことや競合他社との価格競争が激化し出荷に影響が続いていることなどが要因。また、円安の影響による原価率上昇や、戦略的に広告宣伝費や研究開発費を増加させていることも損益を悪化させている。
 なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高1175億800万円(前年同期比5.1%減)、営業利益36億6200万円(同35.1%減)、純利益6500万円(同96.9%減)だった。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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